ほとんどの壁は白く塗装したけれど、玄関の手洗いやトイレなど一部をカラーの塗装にしました.
使ったのはPorter’s Paints.(リンク先は公式サイトです)
ポーターズペイント
ポーターズペイントはオーストラリアの塗料.石灰や石英などの骨材が入っていて、質感のある塗装ができます.カラーもすごく豊富です.(カラーカードは、ひとつひとつ塗装してあるとても丁寧なものでした!)
雰囲気のある塗装
自然光でも電灯でも、光の陰影でとても雰囲気がでます.ざらっとした石のような風合い、サテン生地のような光沢、重厚間のある錆付いた鉄、ベルベットのような滑らかな雰囲気、いろいろな風合いの塗装ができます.
自分で塗装できる
ポーターズペイントは自分たちで塗装できます.シンナーの臭いがないので、子どもも参加できます.(素人や子どもの塗装によるムラが、また味になります!)
ワークショップが開催されてい体験することもできます.
施主施工することでコストを減らせるし、家づくりに参加できるのもいい.

ストーンペイントコース 和の色 桜鼠
いろいろな質感や色が選べるのだけど、我が家はストーンペイントコースの、和の色 桜鼠という色にしました.
ストーンペイントコース
粗い石英が入っていて、砂壁みたい.刷毛塗りすることでムラがでて、光のあたりかたで雰囲気がでます.
和の色 桜鼠
日本らしい色で落ち着きます.桜鼠はピンクとベージュとグレーの中間のような色.光の当たり方でも雰囲気が変わります.

木や鉄、真鍮、陶など、私の好きな素材との相性がよく気に入っています.

見本の色を並べて、かなり悩みました.

同じ色で塗装している店舗を教えてもらい、雰囲気を確認しに行って決定.
施主施工しました
自分たちで塗りました.ストーンペイントコースはシーラー1回とカラーを2回の計3回塗り.仕事の合間を縫ってだったので数日かかりましたが、愛着のある壁になりました.
缶までかっこいい.

石英が沈んでいるので、よく混ぜます.

仕事の後に現場によって、夜な夜な塗りました.

どこまで塗るか
壁も天井も塗る
基本的には、壁も天井も同じ色で塗りました.空間全体を塗ると、なんだか落ち着く、こもった雰囲気になりました.

壁だけ塗る
壁だけ塗ったのは、玄関横の手洗いの一角.天井は廊下と続きだったので、壁だけを塗ることにしました.

白とカラーの切り替え
トイレと違い、ここはどこまで塗るかですこし悩みました.
ところで、一般的にアクセントクロスというと、入り隅から入り隅の壁を塗ることが多いと思います.そうすると、白い壁とカラーの壁のコントラストがよりはっきりするように感じます.
一方で、うちでは色の切り替えを出隅でしました.そうすることで、白い壁とカラーの壁のコントラストがあまり目立たなくなるように感じました.
