玄関を入ってすぐのところに、手洗いがあります.
洗面室にお客さんを通せるように、片付いて清潔な状態を維持できるようにと、洗面室も念入りに計画したつもりだったけれど、当時住んでいた旧居を見れば自信がなく…玄関を入ってすぐのところにも手洗いを設置しました.
ここは出来るだけ水回りっぽくならないように、器が飾ってあるような雰囲気にしたいなと.壁も自分たちで塗装しました.

ここは小さな手洗いスペースだから水はねしそう…廊下なので床に水がびちゃびちゃ跳ねたらいやだけど、お客さんも使うとしたら「跳ねないようにしてください!」なんて言えないし、家族に「気をつけて!」と言っても難しいだろうなと…
そこで思い切って、水栓がぐいっと手洗い鉢の中に入るような組み合わせを選びました.
吐水口(水が出てくる水栓の先)が蛇口になっている(ひねると水が出ます!)ので、水を出したり止めたりする時にも水が手洗い鉢の外に滴ることがない.深い鉢の中で手を洗うから水が跳ねにくい.私が使うときは、泡で吐水口の蛇口も洗って、水をかけて流します.
今、置いているハンドソープのボトルは、ポンプの先が手洗い鉢の中にちょうど入っているので、間違えてピューっと出てしまった石鹸も手洗い鉢の中に.
こんな感じで、水回りはよく計画を練りました.『暮らしが整う家づくり』ではより詳しくご説明しています.
(書籍をご購入いただいた方から、設備や塗装・家具などの品番のお問い合わせを多くいただくのですが、出版時点で品番などが分かるものは、P239にまとめてありますのでぜひご参照ください!できるだけ細かく記載していますが、作者がわからないもの、同じものが入手不可な場合などは除外しています.)