布おむつの洗い方

布おむつをはじめる前に一番気になったのは洗濯のこと.

ちゃんと汚れがおちるのか、毎日の洗濯が負担にならないか.

はじめてみると、洗濯の方法が定まってしまえば汚れを落とすのは大変じゃないし、毎日の家事に組み込んでしまえばそれほど負担は感じませんでした.

以下、うちでの洗濯とお手入れの方法.

輪おむつ

輪おむつはつけ置き.うちでは洗面台に容器が二つ、片方がお水、片方が酸素系漂白剤です.漂白剤のほうは、汚れを落とすためのつけおき.

うんちのついたオムツは、まずライナーごとうんちを取り除き、可能な範囲でうんちはトイレへ.

それから、洗面台でおむつにお水をかけながら専用の古歯ブラシで軽くこすります.ここまでで汚れはとれるけど、シミ?は残っています.

最後に洗面台にオムツをおき、汚れたところに固形石鹸をこすりつけます.水気を絞ったら漂白剤の容器へ.

これで数時間置いておけば、大抵の汚れは落ちてしまいます.汚れが落ちたら、ゆすいで絞ってお水の容器に.


お水のほうは、洗濯待ちのオムツ入れ.

おしっこだけのおむつは、ゆすいでお水のほうに入れておくだけ、たまにお水を変えます.うんち汚れの落ちたおむつもこちらに入るので、ある程度たまったら洗濯.

セスキを溶かしておくと、おしっこの汚れの漬けおきや予洗いになります.


洗濯前にお水を入れ替えながらよく濯げば、他の洗濯物と混ぜてしまいます.

 

大抵1日2回洗濯するので、夜の洗濯時点で容器をリセットします.

お水のほうは空になるので、洗って逆さにして乾かす.

漂白剤のほうは、汚れているものが残ってなければ、同じく洗って乾かします.残っているなら、一度リセットして、新しいお湯に漂白剤を溶かしてつけ置きを継続.この時に、二つの容器の役割を入れ替えれば、少なくとも2日に1回は容器を乾燥できます.

ちなみに、服にうんちがついた場合も洗ってから、漂白剤の方の容器でつけおきして落とします.

オムツカバー

ウールだけど普通に洗濯できるものを使っているので、うんちがつかなければ1日一回洗濯機で洗います.うんちがついた時は、すぐに固形石鹸でもみ洗い.

ウールのオムツカバーが水を弾くのは、ラノリンという羊の油のおかげですが、だんだん撥水性が落ちてきます.それで、たまにラノリンの入った洗剤で洗うと撥水の持ちがいいように感じます.

消毒について

基本は晴れた日に外で干して日光消毒.夜や梅雨期は部屋干しでも除湿機とサーキュレーターで短時間で乾かします.あまりにも雨続きの時は、洗った後で煮洗いして煮沸消毒したり、アイロンをかけると気分的にすっきりしました.

うんちのオムツは常に酸素系漂白剤につけおきしているので、菌も繁殖しにくかったのではと思います.

それから、良かったのが熱湯消毒です.石鹸でもみ洗いした後、熱湯をシミにかけると色がさーっと消えてスッキリします.この方法だと漂白剤もつけ置きもなしで綺麗になりました.

せっかくのオーガニックコットンに漂白剤を使いたくない、より環境に優しくしたい、という場合はおすすめです.