年明けから年度末あたりはなんとなく、地震のことを思い出すことが増えます.
去年、だだだっと書いていた地震まわりの投稿、下書きのまま放っておいてしまったので、また少しずつ投稿します.
地震対策についてのアンケート、「買えるものの紹介」が一番ご回答が多かったので、今回は買えるものを.
通電火災を防ぎたい
地震対策で買えるもの、おすすめを一つ挙げるなら…こちらではないかなと.先日何かで普及率が意外と低いと言っていたので.
大地震、怖いものの一つが通電火災だと言います.
通電火災というのは、大地震での停電ののち電気が復旧した際に、地震で損傷したコードや散乱したモノが接触したヒーターなどに通電して発生する火災のこと.
地震を防ぐことはできないけれど、二次災害である火災はやることをやって防ぎたい.
これを防ぐために、自宅を離れて避難する場合はブレーカーを落とすように言われますが、外出先で被災して帰宅できなかったり、慌てて避難してしまったりした場合に、きっとブレーカーを落としていないことが気がかりでたまらないと思います.ただでさえ不安で心配事が多い地震直後.一つでも心配事を減らしておきたい.
経済産業省の「感震ブレーカー普及啓発チラシ(PDF形式)」が詳しいのでご覧ください.
感震ブレーカーアダプター ヤモリ
今は、大地震の際にブレーカーを落としてくれる感震ブレーカー内蔵の分電盤の設置が、地域によっては勧告、それ以外でも推奨となっているようですが、残念ながら10年前に建てた我が家の分電盤は違うので……後付けの「感震ブレーカーアダプター」を設置しています.

こんな感じで、両面テープでペタリと貼り付けてあるだけですが、ものすごい安心感.
大きな揺れの際にはブレーカーに引っ掛けてあるベルトが降りて、バチンとブレーカーを落としてくれます.
残念ながら、これを設置すると分電盤の蓋が閉まらないので、半開き状態.おかげで設置後、分電盤の中の文字や色が少しさめてしまっている気もしますが…(蓋あり分電盤に対応する商品もありますので気になる方はそちらを!)

取り付ける際にちょっと説明書を読んで仕組みを理解する必要はありますが、作業自体はとっても簡単.
二千円台で購入できて、この安心感.まだ取付されてない方はぜひ.
デメリットは特に思いつきませんが、注意点としては、大地震の際に否が応でもブレーカーが落ちてしまいますので、懐中電灯など灯りがすぐに手に取れるようにしておく必要があります.重要なものには無停電電源装置を.
ちなみに、感震ブレーカーには補助金が降りる自治体もあるようなので、ご確認ください!
リンテック21さんのもの、こちらも使っています.
楽天で購入される場合は、感震ブレーカーアダプターと冷蔵庫ヤモリセットと一緒に購入すれば送料無料にしやすいかと.

話はそれましたが、感震ブレーカー内蔵の分電盤でない方はぜひ感震ブレーカーアダプターを.別世帯で暮らす親兄弟へのプレゼントにもとってもおすすめです!