コンポストで楽になること

コンポストって「環境のために多少面倒でもやったほうがいいもの」というイメージがあったけれど、慣れてしまえばコンポストがあることのメリットがとても大きくなって、手放せないなという感じになってくる.

コンポストを使う前は処理に手間取っていたもので、コンポストがあると楽になったものを少しまとめてみます.

4・5・6月にゴミを入れていた箱は、こんな感じになりました

全てのゴミをコンポストへ!とまではいかなくても、コンポストに入れたほうが楽なものだけでもコンポストに入れることで、ゴミ箱のにおいを解消できたり、排水のつまりを防ぐことができたり、メリットが大きいのではないかなと思います.

過去投稿は #コンポスト をご覧ください.


揚げ油

コンポストで楽になったこと.何度か書いていますが、間違いなく筆頭に上がるのは「揚げ油の処理」.

ゴミに出すとなると染み出さないように紙などに吸わせたりする手間かかるし、回収に持っていくのもやはり少し手間がかかります.

コンポストに入れると微生物が活発になるので、むしろ入れたい.揚げ物は油の処理がなぁと思っていたのがとっても楽になりました.

葉っぱで汚れを拭いてコンポストへ

鍋や器についた油や汚れはスクレイパーでこそげとって以前はゴミに出していましたが、今はスクレイパーでこそげとってコンポストへ.(堆肥として使うなら塩分が多いものは避けたほうがいいと思います.)

スクレイパーでとりきれないものや菜箸についた油なんかは、以前は新聞などで拭いてゴミに出していましたが、今は紙の代わりに葉っぱを.

夏は #大葉 がわんさか採れるので、台所にいけて置いて、食べたいときにちぎって料理に使うのだけど…

この葉っぱを拝借して、紙の代わりに汚れを拭き取るのに使ってみたら案外よかった.

大葉は買わずとも食べきれないほど生えてくるし、葉脈がいい感じに汚れを拭き取ってくれるし、葉っぱも油汚れもコンポストに入れられてゴミがでないし、見た目もよく、いい香りもする.

ゼラチン質・脂質を含む煮汁

牛すじをはじめに湯がいた茹で汁.ゼラチン質や脂質を含んでいそうなので、排水に流すと冷えて固まりそうだけど、コンポストに入れればゼラチン質も脂質も分解してもらえるから、気にせず調理できます.

あまり高温だと微生物が死んでしまうので、冷ましてから.微生物がしっかり働いてくれている状態のコンポストなら、水分はあっという間に蒸発してしまいます.

他にも、どろりとしていて排水に流したくないような茹で汁の、どろりとしたところは考えてみると微生物が好みそうなものが多い.

……

柔らかくなるまで煮たときのスープは美味しいので、冷蔵庫で冷やして、分離した牛脂は瓶詰めに.プルプルにかたまったスープはまた溶かして、わかめスープにしました.

牛脂の瓶詰め

卵の殻の研磨剤

こちらに書いた通り、鍋にこびりついた汚れやシンクの水垢の少しかたまったものなんかを擦るのに、卵の殻を使っています.

これがとてもよく汚れをとることができる上に、処分するものを利用できるし、台所で使っても気にならないしと、とても気に入っています.最後に排水のゴミカゴに流し込んで、他のゴミと一緒にコンポストに入れられるのも楽でいい.

排水ゴミかごの中身

排水ゴミかごの中に集まったゴミは、少し前まで器や鍋やまな板の上にあった食べ物のかけらだから、気にせずコンポストへ.

写真は以前のものです

ザルの中身をコンポストにポンとあけるだけだから、ネットやビニールや紙などの消耗品を何も使わずにすむのがいい.

ここのゴミをゴミの日まで数日間ためておいたり、あるいはゴミ箱に入れておいたり…となると衛生的にあまり気持ちのいいものではないので、ゴミがまだ新鮮なうち、生ゴミになる前の食べもののカケラであるうちに、コンポストへ入れられるととても気持ちがいい.

臭うゴミ

イカのワタとかエビのカラとか、すぐににおってきそうなゴミも、うまく微生物が働いているコンポストに入れると不思議なことににおいません.

これらは以前はゴミの日まで冷凍していたのだけど、特にイカのワタなんかはコンポストの微生物がよろこんでいるかのごとくほっくほくになるので、嬉々としてコンポストへ入れています.

お魚のアラとかを買ってくると可食部以外の部分が結構出てしまいますが、そういうものをゴミの日まで保管せずにすむのはとてもありがたい.


こんな感じで、以前は処分に困っていた揚げ油や排水に流すのを躊躇する茹で汁をコンポストに入れられるようになって、料理の前の「これをつくると後が面倒だからな…」というのがなくなりました.

汚れや汚れを拭き取った紙、臭ってきそうないわゆる生ゴミを、臭う前にコンポストに入れられるというのもとても気持ちがいいなと思います.

それらの処理に使っていた消耗品もすっかりなくなり、買う手間も費用もなくなりました.


もしこれらの中で、いやだな、減らしたいなと思うものがあれば、それだけでもコンポストに引き受けてもらうと、少し楽になるかもしれません.