ちょっといいとこ

枠をなくす

窓や戸の縁取りをなくして、部屋をシンプルにみせる.

枠の意味

枠をなくすといっても、枠があるのには意味がある.窓を取り付けるのに、木の枠は必要だし、扉だって同じ.強度の関係で、引き戸は戸を閉めた時にぶつかるところが石膏ボードというわけにはいかないし、窓台が壁紙だと掃除が大変!

窓の枠をなくす

それでも枠をなくしたい!
窓が四方ぐるりと枠で囲われていることを『四方枠』と言って、これが一般的な方法.それでは、枠をなくす方法は‥

方法1:クロス巻き込み

この枠をなくすために多く使われる方法が『クロス巻き込み』.これは、壁紙を窓のギリギリまで巻き込む方法で、壁と窓枠が一緒になるので見た目はすっきり.

まずは掃除.四方をクロス巻き込みにすると下の辺に埃がたまったときに掃除がしずらい.これを解決するために、上左右の三方をクロス巻き込みにして、下のみ木の窓台を入れることが多い.この窓台をデザインと見るか、あるいは極力目立たせない(出っ張らない、色を壁に近づける)ようにするかは好みで.

それより大問題は結露.窓に結露すると壁紙まで濡れて、剥がれたり最悪カビたりする.また、下地の合板なんかまでいってしまうと修繕も大掛かりに‥
そもそも、施工業者の標準がクロス巻き込みの場合知っておきたいのは、デザインよりコストダウンを目的としている部分があるということ.四方枠よりもコストのかからないクロス巻き込みは、デメリットを知った上で、施主の意志で決めるべき.

方法2:パテ埋めと塗装

うちはこちらで施工してもらいました.
木枠・石膏ボードで窓の周りをつくり、角を補強した上で凹凸をパテで埋め、壁から枠まで塗装仕上げにしました.

壁と同じく水ぶき出来る塗装なので、掃除については問題なし.いずれにしても、結露は避けたいので、窓は高くても高断熱の結露しないものを選びました.

扉の枠をなくす

こちらも機能的に無しにはできないので、できるだけ出っ張らないように施工してもらい、塗装時のパテ埋めで出っ張りも埋めてから塗装してもらいました.

施工時の写真

左下が窓、右には扉の枠、すこししか出っ張っていませんが木枠が見えます.

石膏ボードのコーナーは補強してあります.

塗装屋さんが、段差をパテで埋めてくれました.

職人さんの道具はかっこいい.

塗装後、枠の存在感は消えています.

窓もこの通り.

枠までちゃんとデザインする

とは言え、枠があると見た目が悪いというわけではないと思います.枠があることでアクセントになったり、木の雰囲気がよかったり.うちはシンプルにみせるために枠を極力隠したけれど、要は枠まで含めてデザインを考えることが大事なんだと思いました.


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