暮らしから考える間取り

台所の間取り(後編)

動線から見た、うちの台所の間取り.

以前も紹介した『住まいの解剖図鑑』では、「シンク」、「コンロ」、「冷蔵庫」、「まな板(作業スペース)」を正しく並べるという課題があります.(p.57)

ここで言っているのは、台所は料理の手順を意識した設計をしなさいということ.

それで設計時に、自分たちの料理の手順・動線のパターンを洗いだして、理想の配置を考えました.

こちらが、実際の間取りに動線を書き込んだもの.以下で詳しく説明します.

料理をする

普通の料理の時の動線です.

  • ・「冷蔵庫」から食材を出し「食卓」に並べる
  • ・野菜などを「シンク」で洗う
  • ・「ウェットな作業台」で切る
  • ・隣りの「コンロ(上)・オーブン(下)」で仕上げ
  • ・隣りの「ドライな作業台」あるいは「食卓」で
  •  盛り付け、配膳.

煮炊きや盛り付けの時はシンクが空いているので、手の空いている人が洗い物をしたりしてもぶつからずストレスになりません.

簡単な料理をする

朝食にピザトーストなど軽いものを作る時はシンクを使わずに、北側の木のワークトップで完結することも.

  • ・「冷蔵庫」から食材を出し「食卓」に並べる
  • ・「ドライな作業台」で用意する
  • ・隣りの「コンロ(上)・オーブン(下)」で仕上げ
  • ・隣りの「ドライな作業台」あるいは「食卓」で
  •  盛り付け、配膳.

こんな感じで、木のワークトップで完結.(写真は前ブログ、数年前のものです.)

こちらの壁には棚があって、お茶の道具が置いてあるので、お湯を沸かしてお茶やコーヒーを入れるのもここで完結します.

食事の後の片付けの動線はこんな感じ.

  • ・器を「食卓」から振り返って「シンク」へ
  • ・手洗いしたものは横の「水切りかご(上)」へ
  • ・あるいは予洗いして「食洗機(下)」へ
  • ・右の「食器棚」へ片付ける

水切りかごや食器棚は東や南の窓に近く風通しがいいので、器が乾燥しやすいです.

ここも動線に沿って配置してあるのでとても使いやすい.結果として、食後もすぐに片付けるから台所のきれいを維持しやすいです.

使いやすい台所はきれいも維持しやすい.

自分たちにとって使いやすいように

『住まいの解剖図鑑』に書いてあることを参考にしつつ、「冷蔵庫」と「シンク」が離れていたり、守っていないところもあります.

うちの場合は、「食卓」が中心にあって、離れているところをつなぐターミナルの役割をしているので、「冷蔵庫」と「シンク」が離れていても不便はありません.

セオリーを参考にしつつも、自分たちの暮らしを見直して、一番いいように考えた配置は使いやすい.

朝明るくて、清潔で整頓しやすく、そして使いやすい.
二人で同時に作業していても、無理なく使える.
希望通りの台所になりました.


Related Post & Tag

 

広告

コメントを残す

コメントやご質問などはこちらからどうぞ.
メールアドレスは任意です.(コメント欄でお返事できない場合、メールをさせていただくことがあります.)アドレスが公開されることはありません.
URLを書き込んだコメントはスパムとして処理しています.
本名などの個人情報は書き込まないでくださいね