育児雑感

イヤイヤ期の考察

息子は2歳、イヤイヤ期と思われます.

少し前まで「インナイ!シンナイ!」(いらない!しない!)を連呼していて、息子のイヤイヤっぷりに本当にこっちがイヤダと思ってしまいましたが、近頃ちょっと抜け出した感があります.(たぶん)

それは息子の変化(成長)もあると思うけど、大人側の意識の変化が大きいように思います.

イヤイヤ期に関する投稿もしたいので、一度自分の考えを整理.

イヤイヤ期だから仕方ない?

イヤイヤ期や反抗期と呼ばれる時期、なんとなく、イヤイヤいうのが当たり前で仕方ないと、はじめは深く考えずやり過ごそうとしていたのだけど、つらかった.

我が家でよく起こったイヤイヤは‥

A.スーパーの駐車場で‥

私「車からおーりーてー!」
息子「インナイ!!」
私 ((寒いし、さっさと買い物終わらせて帰りたいー、帰ったらたくさん遊べるのにー))

B.平日の朝‥

私「保育所いーくーよー!」
息子「シンナイ!!」
私 ((遅れちゃうー))

C.夕方帰宅時‥

私「お風呂はーいーろ!」
息子「インナイ!!」
私 ((とっととお風呂片付けちゃいたいのにー))

D.料理中‥

息子「○ちゃん、ヤルー!ツクルー!!」
私「これはあぶないから、こっちをやって?」
息子「シンナイ!!」

E.遊んでいる時‥

息子「○×☆△$〜!!」
私「え?なになに、××かな??」
息子「インナイ!!」

「インナイ!シンナイ!」(いらない!しない!)と言う息子の頭の中を考えずに、ただイヤイヤ期(反抗期)だからイヤイヤ言っていると思っているととにかくうまく行かなかった.

イヤイヤが続くと息子も私もデフレスパイラル、ちょっとこのままではまずいと思いました.

イヤイヤ期、息子の気持ちはよくわかる

駐車場で車から降りないでもたもたしてたら風邪引きそうだし(A)、お風呂なんてさっさと入っちゃえばあとはゆっくりできるし(C)、保育所は遅刻したくないし(B)、危ないことはさせられないし(D)‥とどれも当たり前だったり息子のことを考えて言っているつもりだったので、それでもイヤイヤ言う息子を初めは「理解できないー!」なんて思っていたのだけど、冷静に考えれば、息子の気持ちはよくわかる

人の決めたスケジュールやルールを強制されるのはいや

せっかく楽しく遊んでいたのに、急に「保育園いく時間だよ」なんて言われて遊びを中断させられるなんて、いやで当たり前だ.(B)
大人だって今日はゆっくりしよーってコーヒー淹れて飲もうとしたところに「今から会社いって!すぐ!」なんて言われたらいやな人も多いはず.
スケジュールだけでなく、ルールも押し付けられるのは大人だっていやである.なのに、子どもからしたら大人は平気でスケジュールやルールを強制してくる.

どうしても「やりたい!」

これもよくわかる.
Aの場合は、息子はやりたくない・イヤではなく今車でやりたいことがあるだけだ.私は今すぐ買い物に行きたい、どっちも「今やりたい」がぶつかっているのだから同じ.
Dの場合もそうだけど、2歳児はなんでも自分でやりたい.それってとても良いことで、それをダメって言われたら、それはやだって思う.
危ないから、が理由なら仕方ないのかもしれないけど、大人の都合や考えの押し付けだとしたらそれは大人の方が勝手だ.

伝わらないのはいや

Eのように息子の「○×☆△$〜!!」を聞き取れずに聞き返したことが間違っていると激怒されることがある.言葉を練習中の息子なので仕方ないのだけどちょっと理不尽だなんて思うけど.
夫に説明したことがうまく伝わっていなくて後日うまくいかなかった時なんかに、「ちゃんと聞いてたの?!」なんて怒ったりする私である汗
うまく伝わらないストレスから息子が怒るのも無理はない.(私の方は怒らないように改めるべきだ.)

本当にイヤな理由がある

イヤイヤ言われすぎて「どうせイヤイヤ期だからな」なんて、お風呂に入らないの(C)をイヤイヤ期のせいに思っていたことがあったのだけど、どうやらお風呂を嫌がっていたのは脱衣室が寒かったかららしく.ヒーターを設置したら解決しました.

自分は大人のくせに((寒いからはやく車降りてお店は入りたいー))なんて思って(A)、寒さを理由に息子を急かしたりするのを棚に上げて、お風呂に入りたがらないのはイヤイヤ期だからなんてひどい話.

お腹が空いている、眠い、疲れた、といった時に「イヤイヤ」が発動することは多い.なんせまだ言葉を練習中でうまく伝えられないことも多いのだから.
眠い、疲れたなんて時、大人も機嫌が悪くなるしね.

気分を変えるのがまだへた

一度イヤイヤが発動すると、しばらくイヤイヤが続いて、私もイヤになってきて、イヤイヤを誘発したのが眠気や空腹だったりするとかなりこじらせることがありました.
あれもイヤ、これもイヤ状態になると本当に大変!
まだ2歳児、自分で気分を変えるのはむずかしかろう(大人でも)、こじらせる前に一緒にいる人がパッと気分を変えてくれたらありがたいのも、子どもも大人も一緒.

息子の行動を観察してみた

F.夕飯、お家でトンカツを食べている時‥

息子 トンカツをお水のコップに入れる
私「トンカツはお水にいれないよ、お水は飲む用だよ」
息子「インナイ!!」

息子、食べ物をなぜかお水のコップにどぼんしてから食べる時期がありました.
最初に見たときはとっさに止めました.そして止めさせようとすれば、息子はいやがる.イヤイヤ発動です.

私が止めさせようとした理由は、

1. 直感的に、お行儀悪くて嫌
2. 水遊びみたいになったら片付けが面倒で嫌
3. よそでやったら困る

でも、止めさせようとすればするほどイヤイヤが発動、悪循環.
そこで息子がなんでそんなことするのか考えてみると‥

1. 以前見た、大人が餃子をたれにつけて食べるのを真似してやってみたかった
2. 熱いものを冷ましたかった

のようでした.

こう見てみると、息子の主張の方が全くもって妥当.
大人は餃子をタレにつけるのに、息子がトンカツをお水につけるのの何が悪いかって、お水につけてからちゃんと食べるなら、タレは良くて水がダメなのは大人のルールの押し付けだ.

さらに、大好きなトンカツが熱々で、でもはやく食べたいからお水につけて冷ますなんて、よく考えたものだ.

それに対して、私の「お行儀悪くてイヤ」、「トンカツは水につけない(餃子はタレにつけるくせに)」は私の(大人の)ルールでしかないし、息子はよそではやらないから(よそで見て不快に思う人(同席している人や料理を作った人など)がいる場なら控えるべきだ)、だったら息子のやりたい気持ちに付き合ってもいいのかもしれない.

どうしてもイヤなら、タレを付けられるメニューにして、息子のやりたいに応えればいいのだと考え直し、しばらく「付けて食べるメニュー」にしたところ、息子は喜んでたくさん食べ満足したし、私もイヤな気持ちはしないし、息子の付け食べも落ち着いたのでした.


↑お鍋のしめじをゆずポンにちょっとつけて食べるのが好きな息子、つけすぎないように・落とさないように、超真剣.
熱い時はふーふーして、お口に入れてからお水を飲むように教えたら納得した様子.
 
 
 
他にも、息子のやることに対して反射的に大人が「だめ!やめて!」と思うことも、なんでやるのか・何をしたいのかを考えると、やらせてあげればいいのかもと思うことが多く、あるいは息子の意図に沿うように代替案を示したりして、そうしていくと大人のイライラも減るし、息子のイヤイヤも起きづらいように思いました.

子どもも大人もイヤイヤ期

イヤイヤ期、ひとつひとつ見てみると理由があって、それって大人も一緒だよなと思うことがほとんど.

息子:今お出かけしたくない、イヤイヤ! ⇄ 私:今お出かけしたい、イヤイヤ!

息子:今お風呂は入りたくない、イヤイヤ! ⇄ 私:今お風呂に入っちゃいたい、イヤイヤ!

こう見てみると、大人も子どもも案外同じレベルでイヤイヤ言っていて、子どもばかりがイヤイヤ言っているわけではないし、タチが悪いのは、大人は常識とか効率的だとか子どものためだとかいう大義名分を振りかざして自分の主張を押し通そうとするところだ.

もちろん大人の言い分が正しいこともあるのだけど、そうでないことも多かったし、息子がイヤイヤ言う理由が「やりたい」気持ちの表れであったり自分で考えた結果だったとしたら、大人側が譲歩してもよかろうもの.

「やりたい!」と思っていたことを人から何か言われて中断させられたり不本意なことをさせられるのって、大人だっていやだもんな.

原因は何か

上にも書いた通り、イヤイヤ言っている原因を考えずに、イヤイヤ期だからだ、なんてひどい話.
一つずつ考えてみれば、息子の言い分は大人と大差なく、それでもこの時期にイヤイヤが発動する大きな原因は別にある.

言葉を練習中

ひとつは、言葉を練習中であること.
うまく伝えられないし、大人の言葉を完璧には理解できないから、思っていた通りにならないことも多く、イヤイヤに繋がる.
これは仕方ないから、言葉が上達するのを待ちながら、不自由なところは大人の配慮が必要なんだと思う.言葉のわからない世界で奮闘する子どもにイライラするのは気の毒だ.

当たり前に染まっていない

それから、まだこの世界に不慣れゆえ、この世界の当たり前に染まっていないがゆえに、ルールなんかが共有できずに衝突になる.さらにはうまく言葉で対抗できないのだから癇癪も起こしたくなると思う.
本当に危ないことなんかを除いては、大人の都合だったりつまらない理由なら改めるのは大人の側かもしれない.
当たり前に染まっていないというのは、たくさんのつまらない常識を身につけてしまった私からしたらうらやましい状態で、そんな人と暮らせるというのは貴重な期間だとも思う.

自分でやりたい

そして、なんでも自分でやりたい盛り.
やりたい、でもできないって、やっぱりとてもストレス.さらには、そもそもやらせてもらえないなんて!それは不満もたまる.
やりたいって気持ちはとても大事なことだから尊重したい.おそらく、数年後には「自分でやりなさい」なんて大人は勝手なこというのだし‥
 
 
こう見ていくと、2歳児は、異文化・異言語の国で奮闘する好奇心旺盛な人だ.とても魅力的な人.
それを、こちら側の文化を押し付けていろいろやらせようとしたら、戦いになってしまう.
歩み寄り、お互いの考えを尊重し、相手の文化を楽しめたら、一緒にいてとても楽しい人のはずだ.


↑おしゃれして、ひたすらダンプのページを探して並べる異国の人
 

イヤイヤ期を楽しく過ごすために

初めはイヤイヤ期早く終われーと思っていたけど、イヤイヤされて困ったことやいやだったことを一つずつ考えていたら、イヤイヤ期の息子の観察は面白いと思えるようになった.

原因を考えて分類して、必要があれば対処方を考える(そもそも私が考えを押し付けず付き合えば良いだけで対処が必要ないものも多い).

多分、もう少しして「この世界の当たり前」が身についてしまえば、疑問にも思わず気づきもせず流してしまうようなことも、2歳児は不思議に思い、面白いと思い、当たり前にとらわれずに考え、やりたいと思い、行動することができる.
大人の当たり前を押し付けるのは簡単だけど、息子には今の特別な時期の経験を楽しんで欲しいし、私もそれをみて楽しみたいと思いました.

そう思えるようになると私の気持ちも楽になり、結果的に息子のイヤイヤも落ちついてきたように思いました.

イヤイヤ期がない国も多いらしい

イヤイヤ期の言い換えとして「ブラブラ期」を提案する北海道大の川田学准教授の記事に、チベットの留学生に「第一次反抗期」について説明しても、「そういう子どもの姿は見たことがない」と言う、日本では「第一次反抗期」、欧米では「魔の2歳児」というが「世界中のほとんどの国では、2歳児についてマイナスの形容をしていない」ということが書いてあり驚きました.
日本の環境(決まりや常識、住環境、「ワンオペ育児」や「アウェー育児」など)が2歳児にイヤイヤ言わせているのか‥

そうだとしたら、息子がイヤイヤ言わなくても良い環境作り、できるだけやってみたいなとも.
もちろん、今の私たちの暮らしの中では、時間通りに保育所に行くとか、車ではチャイルドシートに座るとか、必要なこともあるけれど.

大人が気をつけていること

息子がイヤイヤ言わなくても良い環境作りを目指して、今うちで大人が気をつけていることは、

・大人の当たり前・予定・決まりを押し付けない
・息子のやりたいをできるだけ尊重する
・言葉が足りない部分は大人が歩み寄る
・機嫌が悪くなったら気分を変えてあげる

ここからは、読んだ本や、具体的に困っていたことと解決策なども投稿していきたいと思います!

それにしても、モンテッソーリ関連の本をイヤイヤ期前に読んでいたことは、本当に良かったと思う.

『お母さんの「敏感期」』は文庫本で読みやすく、サイズも値段もコンパクトでおすすめ.
0歳のお母さん、妊婦さん農地に読んでもいいと思う.


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4 Comments

  1. すごく興味を持って読みました!イヤイヤ期の考察、素晴らしいです(^^)とても楽しく、魅力的な人と毎日を過ごしているんですよね!自分の都合を押し付けることが多々ありますが、ayakoさんの考察を参考に、いろいろな角度からものを見て、楽しんでいきたいです!

    1. mocomochanさん
      ありがとうございます!
      おおらかに対応できたらいいのですが、理解できないとなかなか受け入れられないタイプなので、延々とブログに書いて考えてみました汗
      昨日もやはり駐車場で乗らないとねばられ、さーむーいー!!!!と思っていましたが笑
      私も常に楽しむくらいの余裕がもてるようにしたいと思っています!!
      それにしてもmocomochanさんはおおらかそうだなー!と勝手ながら想像しています

  2. とても素敵な暮らしぶりと、工夫、いつも憧れて見せていただいています。
    イヤイヤ期が面白い、すごいです‼︎
    3歳になったばかりの娘がいて、朝の保育園行きたくなーい、にイライラしてばかりでしたが、こんな風に考えて、実践されているとは!イヤイヤ期にいる子ども側からの視点に、なるほどー。
    2歳児の支度のブログの、さらにさまざまな種を蒔いているところ、ぜひ、楽しみにしています。
    また、朝やお子様が寝てからのタイムスケジュールについて、ぜひブログで読みたいです!

    1. yuzu-anさん
      すみません!イヤイヤ期が面白いと思えることはあっても、やはり余裕がなくなると(えーい!決まりだ決まり!すわれー!)と思ってしまいます笑 達観したようなこと書いてしまって反省です、まだまだです汗
      そうなんです、実は種明かし(?)があるので、次にでも投稿しますね!
      朝のタイムスケジュールも、次の投稿にかけるかなと思います、夜は息子と一緒に8時に寝ているので(息子は抜け出すとセンサーが感知する子なので)なにもしてないのですが、代わりに3時くらいに起きて、コーヒーやブログなどを満喫しています笑

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