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『お母さんの「敏感期」
モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる』

モンテッソーリ教育は、イギリス王室や藤井4段、Amazon・Google・ウィキペディアの創設者などが受けた教育としてよく話題になります.

「○○教育」というと英才教育や早期教育など大人からどんどん働きかけるようなものをイメージするけれど、モンテッソーリ教育の場合は、子どもの本来持っている力を引き出すための環境を用意してあげるといった感じで、その考え方には子育てのヒントがたくさん詰まっている.

そういう意味でこの本は、モンテッソーリ教育に興味がなくても、小さなお子さんをお持ちの方にとてもおすすめの本です.


お母さんの「敏感期」―モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる
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以下、私の感想など.
私はモンテッソーリ教育について詳しいわけではないので間違いもあるかもしれません.(というか、拡大解釈しすぎ??)
興味のある方は個人の感想としてお読みください.

「敏感期」って何?

敏感期というのは、幼少期に一定のことに対して感受性が特に敏感になる短い期間のことだそう.

よく例に出るのは「秩序感の敏感期」.
0歳から2・3歳をピークに、「いつも通りでないといやだ」とこだわる時期がある.いつも通りにこだわり、その中で秩序を理解することで、この世界を生きるために必要なことを身に付ける時期だそう.

その他にも、「感覚の敏感期」(トンネルの中で声を出し続けるのは聴覚を洗練させる敏感期)とか、「運動の敏感期」(縁石の上を歩きたがるのはバランス感覚を身に付ける敏感期)などがあり、その時期になるとそれに敏感になり夢中になりこだわって、環境から必要なものを吸収し、自分を創っていくそうです.

敏感期を知らなければ、いつも通りにこだわって泣く子がなぜ泣くのかわからずイライラしたり、トンネルで声を出し続ける子に時間の無駄と思ったり、縁石を歩きたがる子ににさっさと行くよとやめさせたりしてしまうかもしれない.でも、どれも無駄でなはく、むしろ必要なこと.

敏感期を知っていれば、困り果てる前に泣く原因を見つけて対応したり、邪魔しないで見守ったり、危なくない方法でできるようにしてあげたりできる.
無駄ではなく必要なことと知れば怒ることやイライラが減り、むしろ面白く思えたり、今だけの敏感期にできるだけたくさんやってぜひ身につけてくださいと、無駄どころか応援したくなってくる.
(ちょっと大きくなってからバランス感覚を身につけさせるために平均台を毎日何十回も無理やりやらせるなんて考えられないけど、敏感期にはそれ(縁石の上を延々と歩く)を自発的にやってくれるのだから!)

子ども(赤ちゃん)が自然と自分に必要なことに敏感になり、「やりたい!」と自分で思い、取り組んで獲得していくなんて、子どもはすごい.それに寄り添う大人に必要なのは、してあげることではなく、こどもの「やりたい!」を邪魔せず環境を整えて見守ることのようです.

ちゃんと正しいかわからないので‥
本の中には、いろいろな敏感期の話、それに対する大人の考え(困ったとか)、どう対応してみたかなどの例がたくさん載っているので、興味のある方はぜひ読んでみてください.


きれいに並べたいのも秩序感の敏感期

この本を読んで思うこと

初めての育児、子どもがいわゆる駄々をこねた時、ちがうちがうと大声で泣く時、この本を読んでなければ、自分の躾がなってないのか?この子がわがままなのか?と思っていたかもしれません.
子どものとる不可解な行動を、無駄だとか、早くやめてほしいとか、思っていたかもしれません.

それが、この本を読んでいると、この子はなんで泣いているのかと原因を考えたり、これは何をしたいのかを考えたりできます.謎の行動を面白がって観察し、だったらこんなのを渡したらどうなるかなとか、いったいいつまでやるんだろうと興味を持って見ることができます.

そうすると、自分の躾が‥と自分を無駄に責めないで済むし、なんでなんでとイライラするどころか、楽しめるようになります.

子供にはやりたいっていう気持ちがあること、大人とは違うこだわりがあることが理解できると、子どもの視点にたって考える習慣がつきますし、そのお手伝いをしてあげたいなと思えます.
ぎゃーっと思うようなことも、大人の都合ですぐやめさせずちょっと冷静に考えて、危なくない範囲でやらせてみようと思えます.

そうやって心がけて過ごすかどうかで、育児の楽しさって全然違ってくると思います.

子どもの不可解な行動やぎゃーっと思っちゃうような行動って、大人からしたら後始末が面倒だったり、余計な時間を必要としたり、正直やめてほしいなってことも多いのだけど、無駄だと思えば余計なことしてほしくないけど、何かを獲得しているんだと思えばその手間もかけられるし、イライラしないですみますよね.

大人って勝手なもので、小さい時には余計なことするなとやめさせるくせに、大きくなるとあれやれこれやれと言いがちで‥そうじゃなくて、子どもが一番「やりたい!」って思っている時期にやらせてあげるのが一番良いようです.

暮らしの中でできることがたくさんある
特別な道具やカリキュラムがなくても、おのずと訪れる敏感期を大人が見逃さずに理解するだけで、自宅でできることはたくさんあるというのがこの本のいいところ.
暮らしの中で、少しずつ実践できたらいいなと思います.

おもちゃ作りのヒントがたくさん

モンテッソーリの教具は、子どもの敏感期にしたいことを思う存分させてあげられる道具.
教具はとても美しく、いいものなのだろうけど個人が購入するには高い‥それでこの本には、自宅でもできるような簡単なおもちゃの作り方が載っているのだけどこれがとても良かった!
子どもの興味にぴったりあったおもちゃがあれば、安全に思う存分繰り返すことができる.そうすると、結局大人も楽.お互い平和です笑

私もいままで、トッポンチーノにはじまり、良さそうなものをつくったりしてきました.モンテを意識していなかったおもちゃでもモンテに通じそうなものもあり、意識したものでも正しいかは不明なので、そういうものにひとくくりに「#モンテッソーリ?」というタグをつけています.
今後もつくったものはタグ付けしていきますね.


発達にあったおもちゃは集中して繰り返す

やったーーー

まとめ

妊婦さんから小さなお子さんを育てる方まで、子育てを楽に・楽しむためのヒントとしておすすめの本です.

amazon では、初めの数ページ読むことができますよ!


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4 Comments

  1. はじめまして、いつも楽しみに読ませていただいております。ずっと前に、天井からムナリがつってあったのを見て、「モンテッソーリ?」的なのかなと思い、また、お部屋の片付け意欲が湧いてくるブログなので読ませていただいておりました。わたしは今10ヶ月の女の子の赤ちゃんがいます。出産まではモンテッソーリ幼稚園で働いておりました。モンテッソーリ教育は本当に素晴らしいものだと思います。どんな子どもにも、そしておかしな話、大人にもいいとおもいます!オススメの本があって、「デチタでチたできた!」は今のわたしのバイブルです!0〜のことが書かれていて、忙しいママにも読めるように項目が細かく切られていて、読みやすいです。あと、もう一つ、「ママひとりでするのてつだってね!」もオススメです!こちらは、相良敦子先生です。理論的にじっくりわかる内容なのは、「創造する子供」です。こちらは文字が多く理論書です。残念ながら相良敦子先生はお亡くなりになられましたが、先生が子どもを思う心が本にたくさん残されています!!ぜひ見てみてください!

    1. ハチミツさん
      コメントありがとうございます!!
      モンテッソーリ園で働いていらっしゃったのですね!本の紹介もありがとうございます!!
      モンテッソーリ関連の本、次はどれを読めばいいかと迷っていたので、本当にうれしいですコメントありがとうございました!デチタでチたできた!と相良先生の本を早速購入しました!!
      モンテッソーリ教育の本は本当に、大人の私の方にこそとてもいい影響を感じます!!ハチミツさん、モンテッソーリ教育に携わっているなんて素晴らしいですね!
      ぜひこれからもご助言いただけたらうれしいです!よろしくお願いします 🙂

  2. こんにちは。
    以前赤ちゃんの肌着を手作りされていたような記事があったような気がするのですが…(うろ覚えなので、間違っていたらごめんなさい)
    もし良ければ出産準備品として、肌着やお洋服など 必要最低限どのくらい用意されていたのか参考にさせていただきたいです。
    ちなみに来月赤ちゃんが産まれる予定です^ ^

    1. いっこさん
      コメントありがとうございます!
      手作り肌着の記事、ありました!私も、服の必要最低限が知りたくて、産後にまとめた記事があったと思うので、確認してできるだけ早く旧ブログから移しますね!
      来月ということはうちの息子と丸2年違いですね!!
      是非是非、最後の一月、よーーく眠っておいてください笑 産まれてから二年間、本当に眠れませんでした泣笑
      暖かくしてお過ごしください 🙂

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